平原のブログ

hirahara's blog

開発の未来を変えるAIツール

最近のAI、特に生成AI系のアプリケーションには本当に驚かされます。特にCursor、v0、Bolt.newという3つのツールは、格が違うなと思うほどです。

一応どういったものか説明しますと、

  • Cursor→AI搭載の開発エディター
  • Bolt.new→ブラウザ内完結のコード量産生成アプリ
  • v0→Vercel社開発のUI生成アプリ

になります。システム開発系、エンジニア向けです。

ちなみに完成度の高さ順ですと①cursor②v0③Bolt.newになります。

まずcursorですが、本当に完成度が高すぎるなと感じています。元々AI系のコード補完ツールといえば、GitHubのCopilotが話題を集めていました。

ただ、正直なところ、Cursorが圧倒的に上位互換だと感じています。コード生成の精度があまりに高いのです。普通、自然言語でコードを調整する際、通常であればエラーに遭遇します。それも遭遇しまくり、コードが動かないという現象が多々起きます。ただ、Cursorだとエラーが驚くほど少ないのです。

この精度の高さは、この業界に大きな変革をもたらすだろうと思っています。

ですので、今後の開発業務としては、cursorのコード生成+一部人間でのコード生成が主流になると思っています。

次にv0です。shadcnというUIライブラリに依存する部分もありますが、これはこれでUI生成の精度が高いです。0→1でページを作成するというケースに向いています。

平原はよく以下のどちらかでv0を使用しています。①LPのテキスト構成を投げ込んでみる②参考にしたいデザインの画像を投げ込んでみるどちらの場合も、想像以上の結果が帰ってくるため、特に「0から1をUIとして生み出す」というフェーズでの活用は、大きな可能性を感じています。

今後の開発フローは①まずv0で0→1のUIを生成②その後、Cursorを使ってAI駆動でコードを調整という流れが一般的になっていくだろうと予想しています。

記事一覧

2025年8月14日business
社長の日記を書き始めます
株式会社BlueAI 代表取締役CEO 平原尚樹です。 本日から、CEOメッセージとして日記を書き始めます。当面は私が担当していく予定です。 2024年3月27日に創業したBlueAIも、早いもので4ヶ月が経過しました。この短期間で、想像を超える様々な出来事が次々と起こっています。 創業時にはバーチャルオフィスにて登記していましたが、今月には新橋のシェアオフィスに移ります。 また、愛知県の企業さんとの協業も決定。新規プロジェクトも次々と立ち上がり、エンジニアを2人採用しました。 私たちのような新興の企業が、日々どのように成長し、挑戦しているのか。この日記を通じて、リアルな姿をお伝えできればと思います。 AIとDXの力で、日本の産業界に革新をもたらす。その思いを胸に、今日も全力で走り続けます。 できる限り毎週更新していきますので、ぜひご覧ください。今後ともよろしくお願いいたします。...
2025年8月14日business
初めての未収金
実は以前、平原が入っていたAIやSalesforceを扱っていたスタートアップの企業さんがあるのですが、倒産しました。私と仲の良い方は知っているのですが、名前は伏せておきます。 おかげさまで、未収金があります。些細な金額ではないです(笑 ) 会社を起業してから3ヶ月にて、未収金が発生するとは思っても見ませんでした。ポジティブに捉えると、マイナスがありますが、この立ち上げフェーズにて知ることができ良かったと思います。 ただ、多くの経験を得ることができたことは間違いなく、この場を借りてのコメントですが、鈴木さん、東さん、その節はありがとうございました。大変勉強になりました。 今までは契約書を巻いておけば良いという感覚でしたが、結局相手にお金がないと回収はできないので、一つの仕事とっても、前払いや後払いの確認、入金サイクルの確認、事業やお取引様のリスクヘッジなどやること多いと再認識した次第です。 弊社も会社を潰すわけにはいかないので、不必要なコストは抑えつつ、事業規模をもっともっと大きくし、企業様、社内スタッフ、社会への大きな還元ができればと思います。 平原...
2025年8月14日
エンジニア向けの採用サイトを作成しました
お疲れ様です。平原です。 1週間に1回と言いつつ、次の週になってしまいました。 今週でようやくあるお仕事が終了でした。調布まで毎週行っており、大変でしたがひと段落です。 一度、京王線沿いの府中に寄って縄文温泉という温泉に行ったのですが、サウナのレベルが高すぎてびっくりです。コスパでは東京都最強サウナなのではと思っていますので、また今度誰かを連れて行ってみます。 さて、今週はエンジニア向けの採用サイトを作りました。以前から作りたい作りたいとは思っていましたが、HPすらなかった状態でしたので、どうしたものかと思っていましたが、なんとか形にすることができました。 スピード優先で作ってしまった分もありますので、随時整えて行きますが、最低限にて作成しています。 また今週もやることが山盛りなので、オフィスに篭ります。終電が0:30頃なので、それまでに帰らないといけないので、スピードと質重視にてギリギリまで粘ります。...
2025年8月14日
週110時間労働?
更新が遅れてしまい申し訳ありません。ちょうどGoogle Analytics 4(GA4)のデータを見ていたのですが、予想以上に当社ブログ、特に「社長の日記」ページへのアクセスが多いことが判明し、急いで更新しております。トップページに次いで閲覧数が多いという事実に、驚いています。 ちなみに今は、日付も跨ぎ、新橋のシーシャ屋です。とある新規事業を計画中でして、良いアイデアが生まれた気がします。早ければ今月、来月中にも新サービスのβ版をリリースできそうです。迅速な意思決定とスピードが、我が社の強みであることを改めて実感しました。社内で使用しているツールの判断基準としても、第一優先として"スピード"を持ってきてよかったと思います。 最近も大変バタバタしておりましたが、 昨日は、東北地方のメディア関連企業の方々とお打ち合わせがありました。弊社の過去の実績と知見が高く評価いただき、新たな協業の可能性が開けつつあります。過去の経験が、このような形で活きてくることに大きなやりがいを感じていますし、もっと企業様に対して頂く金額以上の価値を作っていかなければと焦りも感じています。 あとは、最近の業務スタ...
2025年8月14日
バックオフィス
会社を立ち上げた時、真っ先に探したスタッフは、営業でもエンジニアでもデザイナーでもない。バックオフィスができる人間だ。 平原自身が書類周りは、とても苦手という点もあるが、何よりBtoBにて仕事をするにあたり、プラスの価値を作るのは勿論ある。ただ、前提としてマイナスは確実に無くさねばならない。 注文書、請求書、契約書、何をとっても書類関係は欠かせない。さらには、スタッフの給料振込、入金確認など、バックオフィスの仕事はとても多い。 今でこそ思うが、バックオフィスができる人を採用して心からよかった。基本的なことはほとんど任せているので、平原は事業の戦略から実行までに多く専念できる。 今後も企業様、そして社会に多くの価値を捻出するべく、大胆かつスピーディーに動いて参ります。 平原...
2025年8月14日
ノーコード、ローコードツールの未来
結論から申し上げますと、ノーコード、ローコード系ツール(Studio、Bubble、Webflow)は、これからの時代、全て淘汰されていくのではないかと考えています。 その理由としては、スクラッチ開発のメリットが大きく、デメリットが薄くなりつつあるからです。 具体的には これまでノーコード系ツールを使用する最大のメリットは、開発工数の削減でした。 ただ、最近のAIツールを使用すると、コードを書く時間が大幅に削減できるようになってきています。これについては別途お話しします。 もちろん、細かい部分やニッチな機能については、まだまだ人間がコードを書く必要があります。ただ、これはローコードツールでも同じような課題を抱えているのが現状です。 勿論、制作系のノーコードツールについては、サイト制作が非常に容易になるため、特定のケースでは生き残る可能性はありますし、弊社でもノーコードツールは活用しています。 ただし、BubbleやFlutterFlowといった開発系ノーコード・ローコードツールについては、かなり厳しい状況になると思っています。 おそらく、これらのツールの活用は、「エンジニアが不在で、...
2025年8月15日
デザイナー採用
8/15。昼まで作業。夕方1件デザイナーの方と面談。今年25歳で九州出身とのこと。意外と東京で九州出身の方と会う機会って少ないので地味に嬉しいんですよね。珍しい。事前に会社資料とnoteを見て頂けていたおかげで話がとてもスムーズ。会社資料をと会社のブランドキャラクター(ぶるーにゅう 仮)の印象が強かったらしい。会社資料は作り直した(まだ途中)のとブランドキャラクターも作っておいて良かった。結局良いものを作っても頭に覚えてもらわないと意味がないので。そういう意味で行くと今回の面談で「伝わる資料」になっていることが確認できたのは収穫かな? やはり実際に初見の方に見てもらうことで、何が印象に残るのか、何が伝わりにくいのかがよく分かる。まだまだ中身のブラッシュアップはしないとですが。...
2025年8月15日
AI時代の余白
8/15の面談を振り返って、ふと思った。 なぜあのデザイナーの方は、「ぶるーにゅう(仮)」というブランドキャラクターの印象が強かったのか。 正直に言えば、ブランドキャラクター作成なんて、ビジネス的には意味が強くあるわけではない。ROIは測定できないし、売上に直結するわけでもない。工数を考えれば、もっと「意味のある」ことに時間を使うべきである。 じゃあ、なぜ作ったのか? それは「余白」だったからだ。現代のビジネスにおいては、すべてに意味を求める。KPIを設定し、費用対効果を説明し、論理的な理由を用意する。無駄は徹底的に排除される。 AI時代において、この傾向はさらに加速していて、AIは「意味のあること」を効率的にこなしてくれる。資料作成も、データ分析も、定型的なやり取りも。 でも、AI時代だからこそ、はっきりと「意味のないもの」の輪郭が見えてきた。 AIが効率化してくれるものは、誰がやっても同じ、テンプレート化できる、自動化できる。そういうものだった。 一方で、ぶるーにゅう(仮)のような一見無意味な余白は、予想外の化学反応を起こしていて、一番記憶に残り、会話のきっかけとなり、時間をオー...